MALICE BERRYとは
マリベリ集合絵

MEMBER

MALICE BERRYの中核をなす楽団は、総指揮のYUKISHIBA、専属絵師のMAMEUSA、十三重奏楽団”Marionette”から構成される。
ここでは楽団員の紹介をするが、MALICE BERRYは楽団を中心として結束する同志達の結社である。つまり、自らの魂と自由を愛さんとするあなた方一人ひとりが、MALICE BERRYの一員なのである。
意志の共有による精神的な結びつきは、時に血縁をも凌駕する。
同志とは《単に価値と金銭を交換し合う関係》に留めるつもりはなく、【血よりも深い縁】で結ばれた集団を作りたいと願っている。
MALICE BERRYでは同志を、蕾を意味する"BUD"という名で呼ぶ。
地上では、多くの蕾が咲く前に摘まれる。それでも尚、花開く未来に向けて生きる者達がいる。
そんな彼らと共に、"魂への愛と解放"を追究していきたい。

CONTENTS

MALICE BERRYの楽曲は、不穏な響きをまといながら、残酷な物語を描く。
しかし、それは我々が残酷な世界を描きたいからではない。
世界が既に残酷だからである。
想像が付きづらいかもしれないが、MALICE BERRYは世界を作るわけでも、
作品を作るわけでもない。
既に無限に広がっている世界を観測し、物語という形に落とし込むのみである。
その過程は"啓示と預言"に近い。
観測者はエゴに惑わされず、啓示に忠実に楽曲を作ることを宗とする。
さて、MALICE BERRYは何故世界を観測するのか?
結論から言えば、それこそが"魂への愛と解放"の基本だからである。
物語は単なる虚構に見えて、現実世界の断片の結晶である。
物語は現実逃避の手段に見えて、現実を深く知るための手段である。
過去や未来、遠い国を巡る物語の中から、今この瞬間の現実世界の姿を見つめ、
物語の"役者たち"の魂に触れることで、己の魂の声を知る。
それは、現実世界を生きるほかない人間にとって、非常に本質的なことである。
人は、魂を捨てることで幸福を得るようには出来ていないのだから。
こうした目的意識を持つMALICE BERRYの音楽は、所謂"刺さる音楽"、
"響く音楽"ではない。
言語の限界を超えた感覚をもたらし、聞き手の魂をその世界の中に誘い込む。
ひとたび迷い込めば、全身で"沈み込む音楽"である。

公式絵

FUTURE

"魂への愛と解放"。あえて非常に雑に言い換えるなら、"自由"である。
寧ろ我々が求めるところの"自由"の何たるかを考察し続けた結果、今の表現に辿りついたのである。
"自由"はMALICE BERRYの根源である以前に、広く人間の根幹をなす存在であるのだが、
いかんせん、言葉としてあまりに抽象的である。
故に、個々人の人生経験の違いに阻まれやすく、誤解を招きやすい。
自由とは報酬ではなく生きる術であり、己の人生を己の手で作ることそのものである。
自由とは他人が作り与えるものではなく、目先の欲望に支配されることでもない。
己の魂が指し示す道を進み、生き抜くことである。
一つとして同じ魂は無く、その良し悪しを決めることは何人たりとも出来ない。
愛すべからざる魂など、一つとして無い。
例え闇と呼ぶにふさわしい魂であっても、あなたが受け入れ、その声を聴くことで、
不幸な運命から己を解放することが出来る。
物乞いのように他人からの愛や承認を乞う必要はない。
あなたの魂が真に求める愛を与えられるのは、あなただけなのだ。
MALICE BERRYの一貫性は、音楽性では説明できない。生命のように絶えず変容するからだ。
表面的な特徴ではなく、"魂への愛と解放"という一点に集約する。
もしあなたが、耳慣れない言葉に戸惑っているなら、己の胸の内にこう問うてほしい。

好きな方を選べるとして、あなたはどちらの道を望むだろうか。
あなたは自身の人生を自ら選び創る《冒険者》か、
それとも
他者が選ぶままの人生を無思考に受け取る《神の仔羊》か。

好きな方を選べるとして、あなたはどちらの最期を望むだろうか。
自らの足で、自らの見出した道を歩み、今世を生きた軌跡を誇り思って死ぬ最期か、
それとも
《使い捨ての玩具》として生きた心地なくも消費され、後悔の内に壊れる最期か。

この二つの問いで前者の答えを選ぶ時、
あなたの魂に愛と解放をもたらすための旅、或いは戦いが始まるのである。
MALICE BERRYはまだ非常に小さな集団であり、歩むべき道のりは果てしなく長い
我々はこの果てしない道を共に歩む盟友のために、常に開かれている。
あなたの魂が愛と解放を望む時、MALICE BERRYの音楽はあなたを何処までも深く誘うだろう。
 ここまで読んでくれたあなたが、魂の底から溢れる喜びを勝ち取らんことを。

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